JoyentとNodesterとDuostackに同一のnode.jsアプリをdeployしてみた

それぞれのホスティングサービスについての詳細は、前の記事を参照してもらうとして、比較するには実際に触ってもらうのがいいよねってことで以前Node.js Knockoutのときに作ったタイピングアプリを3つのサービスで動かしてみました。

このアプリは、WebアプリケーションフレームワークとしてExpress, テンプレートエンジンとしてjade, CSSフレームワークとしてless, WebSocketライブラリとしてSocket.ioを使ってます。

で、Socket.ioはWebSocketが使えないブラウザだったり環境だったりすると自動的にFlash SocketやXHR-Pollingやらに切り替えてくれるんだけど、

  1. Joyentは問題なくWebSocketが使えててスピードも申し分ない
  2. Nodesterは何も制約がないはずなのにWebSocketが使えずにXHR-Pollingになっている。ってか前はできたのに今はなぜかトップからゲーム画面に行けない
  3. DuostackはWebSocketとFlash Socketが使えないという制約があるので、プログラム上でそれを使わないようにしている。XHR-Pollingの速度は遅いけどNodesterに比べるとゲームが出来る分まだまし

といった結果になりました。以下がその実際のアプリのURLなので自由に触ってみてください。但し何時まで動作してるかは保証しかねます。

Joyent Node SmartMachine (http://no.de/)

http://jp.no.de/typing

Duostack (http://duostack.com/)

http://typing.duostack.net/

(追記: ついでにさくらVPSにもdeployしてみました) http://typing.mesolabs.com/

3サービスともにβ期間中なので登録にはクーポンが必要ですが、Joyentとその他では微妙に異なります。

  • Joyentはアカウントの登録は即時に可能ですが、アプリケーション(サブドメイン)ごとにクーポンの請求が必要になります。そして現在は1アカウントにつき1つのサブドメインに限定されています。
  • NodesterとDuostackはアカウントの登録にクーポンが必要で、アカウントさえ登録できればアプリケーション(サブドメイン)はいくつでも好きに登録できます。