Ubuntu Linux 10.04 LTS 導入記録

せっかくだからチャレンジングに64-bit版を入れてみた。

DLからLiveCD起動まで

64-bit版はUbuntu Japanese Teamが日本語Remix CDイメージを提供していないので、本家からDLした。
DLしたisoファイルをCDに焼き、再起動してCDから起動すると「なんかエラーがあってインストールプロセスに入れんかった」的なことを言われた。まあ華麗にスルーしたらLiveCDとして起動したので、デスクトップのアイコンからインストーラを起動。

インストールトラブル

インストールは、ITproのインストール完全ガイドを見ながら進めた……んだけど、途中「ディスクの準備」のところでWindowsとのデュアルブートをするために「ぞれぞれ別のものとしてインストールし、起動時にどれを起動するか選択」を選択しようとしたら、そんな選択肢が存在しなかった。なんでかなーって思ったけどとりあえずパーティションを区切るかって思って下の「手動でパーティションを設定する」を選んで進んでみたら、既存のパーティションの容量が変更できなかった。
なんでかなーって思ってLiveCDに入ってるGPartedっていうパーティション管理ツール起動してそっちで変更しようとしてみてもやっぱりできない。よく見るとGParted上でそのパーティションにエラーマークが出ていて、そこにマウスカーソル当てると「不良セクタあるぜ」っていわれた。どうやら不良セクタのせいで使用済容量が計測できなくなっているようで、そのせいでパーティション容量を変更できなくなっているらしい。
パーティションはNTFSなので、一旦Windows起動してチェックディスクでフルチェックと不良セクタの自動修復が次回起動時に走るよう設定して再起動してチェックディスク走らせて、再起動してUbuntuのLiveCDに戻ってきた。で、インストーラを再度起動して進めると無事「ぞれぞれ別のものとしてインストールし、起動時にどれを起動するか選択」が選べるようになった。その後は特に問題もなく終了。

必要なソフトウェアのインストール

何はともあれまずはアップデート。アップデート・マネージャから簡単に最新の状態に更新しました。
上部パネルにビデオカード(nVidia)のプロプライエタリなドライバをインストールしますか?って通知がきてたからもちろん入れるよってことで通知をクリックして「ハードウェア・ドライバ」を起動して導入。その後、「NVIDIA X Server Settings」を使ってモニタの設定。今うちは1920x1200と1440x900のデュアルディスプレイなんだけど、問題なく設定できた。

Synapticから色々インストール

この時点ですでに日本語環境に不自由を感じてなかったんだけど、日本語Remix CDと同じ状態にしようかと思ったので、ここを参考にリポジトリを追加し、ubuntu-desktop-jaをインストール
とりあえずJavaプログラマ的に必須なsun-java-6-jdkをインストール
あといろんなコーデックその他がまとまってるという話のubuntu-restricted-extrasをインストール
ただし、これをインストールするとOpenJDKが入ってしまいSunJDKよりそっちが優先される設定になるので、以下のコマンドを実行しSunJDKを優先するようにした。

sudo update-alternatives --config java

さらにDVD再生できるようにするために

sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh

を実行。
あとはVimvim-gnomeもいれた

Ubuntu Tweakから色々インストール

サードパーティ製のソフトウェアも色々いれたいのでまずはUbuntu Tweakをインストール

ここでSkypeリポジトリを追加しても404になるだけなので追加しない。追加しなくてもアプリケーションセンターには元からSkypeが入ってる。またGoogle Stable Sourceについてはβの外れたGoogle Chrome入れようと思って追加したが、Tweakのはまだβっぽかったから結局公式から落として入れたのでリポジトリに追加した意味はあんまりなかった。

アカウントの設定とカスタマイズ

最初から入ってるTwitter/FacebookクライアントのGwibberやIMクライアントのEmpathyの設定。Ubuntu OneはDropboxあるからとりあえずいいかな。Twitterは普段HootSuite使ってるんだけど、Gwibberをバックグラウンドで起動しとけばReplyやTL上で自分のIDが出たときなんかにGrowlっぽく通知してくれるから便利。
Chromeには以下のExtensionsを導入

delしてるのは入れてるけど無効にしてるやつ。

メニューとかが日本語化されるのはいいんだけど、自分のhomeディレクトリの中のDesktopやらDocumentsやらMusicやらがデスクトップとかドキュメントとか音楽になるのは許せないので、

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

を実行し、また「自動起動するアプリ」から「ユーザ・フォルダの更新」のチェックを外した。

パネルを上だけに集約し、Gnome GoでMacっぽいDockスタイルを選んだ結果今の僕のデスクトップはこんな感じ。
f:id:t_43z:20100527230055p:image

TODO

などなど