Titanium Developer Desktop SDK version 0.8.4 Windows版の入手法

HTML+JavaScriptでiPhone/Androidアプリを作れるTitanium Mobileとは(1/3) - @ITRuby,Python,PHP,JavaScriptでマルチプラットフォームなデスクトップアプリを簡単に作成する Appcelerator Titanium Desktop - 仙台 Ruby Vim JavaScript社長
などの記事によって、俄然注目を集め出したTitanium Developerですが、今現在の最新版である0.8.4のWindows版を全く新規でダウンロードしインストールすると、Desktop SDKがインストールされません。
その状態で起動し、Desktopプロジェクトを作成しようとすると
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こんな感じで、「Titanium SDK version:」の欄が空欄になってしまいます。
この状態でも他の入力項目を入力すれば「Create Project」ボタンを押せるのですが、それでプロジェクトを作成しても起動も何もできない状態になるっぽいです。
なので、普通は右上にある「New Desktop SDK available (version 0.8.4). Click to download」を押すと思います。しかし押しても
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のようなエラーがでて、SDKを入手することができません。
このままではどうしようもないのですが、Titanium Developerをインストールしたフォルダ(通常はC:\Program Files\Titanium Developer)にある「manifest」というファイルを開き、その最下部にでも「sdk:0.8.4」と記述すれば、次回起動時に
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のようなウィザードが現れるので、あとは言われるがままにしとけばDesktop SDK version 0.8.4を自動的にダウンロードしインストールしてくれるようです。
これで無事にDesktopプロジェクトを作成することができるようになります。
ちなみに、過去に一度でもDesktop SDKを入手したことがあれば、その後Windowsの「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」からTitanium Developerをアンインストールしていたとしてもその過去のSDKを使うことができます。
SDKはC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Titaniumに存在しておりアンインストール時には消されないようです。
なお、ログイン情報などはC:\Documents and Settings\${user_name}\Application Data\Titaniumにありこちらもアンインストール時に消されません。